dimanche, juillet 09, 2006

Au secour!

『ヘルプ!』

昨日ちょっと遠出をしたせいなのか、蒸し暑い天気のせいなのか、今日はここ数日のなかでも体調が優れない一日だった。とはいえ、一日中具合が悪いというわけではなくて、「死にそう~」って唸っている時間はたいてい30分以内。それが今日はちょっといつもより頻度が高かったという感じ。

それにしても、妊婦のこの辛さというのは、経験したことのある人でなければ絶対わからないだろうと思う。実際、私も話しに聞くのと想像と、そして実際とでは全然違った。もちろん、個人差はあるのだろうけれど、現状、私が苦しみ悶えているときの状態をあえてたとえるなら、酸素ボンベなしに水深300メートルの海に30分とか沈められる感じ(実際そんな経験はないけど、あくまでイメージ)。あぁこれで意識を失ったら、溺れ死んでしまう……というような生死を彷徨う寸前の状態。でもこれが収まると、なにごともなかったように元気になるのだ。

既に出産を経験した友達は「一生のうちで妊婦がいちばん辛いと思う」って言ってたけど、激しく同感。だけど、みんなそうやってお母さんから産まれてきたんだから、ぜひ今一度お母さんに感謝してほしいと強く訴えたい!

というか、本番はまだこれからなのだけれど。

今日はこないだ遊びに来てくれた友達からもらった、漫画家が自らの出産体験を描いたオムニバス漫画を読んでみた。っていうか、出産のときの逸話があまりに痛い話ばっかりで、かなり萎える→今日は半分読むのでお腹いっぱい……。

今までジェダイを授かったこと、育てることとか、将来のことばっか考えてきたけれど、「その日」についてはあまり考えることはなかった。というか、なんだかんだ言っても、みんななんとか耐えてふつうに産むんだから大丈夫でしょう? ってぐらいに甘く思っていた。

だからこれまでは、自然分娩か無痛分娩かっていうのは、まぁ直前にビビったら無痛分娩にしてもらえばいいし、大丈夫そうだったら自然分娩で頑張ってみようと思っていたけれど、俄然、無痛分娩に気持ちは傾く。どうやら無痛分娩にしたって、陣痛とかは相当痛いわけだし、今、妊婦の状態で時々苦しくて「死にそう~!」ってひとりもだえているそんな自分が果たして本番を耐えられるのか、一気に自信がなくなった。

それにしても、いろんな人の妊娠、出産体験談を読んだり聞いたりしてみると、みんな結構つわりとか、妊娠初期に切迫流産になりかけた人が意外に多かったりして、大変だったみたい。それを思うと、自分はまだ今のところ軽症なのかなって思う。っていうか、8ヶ月に入る前まで気づかないその脳内と神経のほうが重症なのかも。