Je t'ai vu en songe.
『キミを夢で見た』
しばらく更新を怠っていると、見守ってくれている友人、知人たちが心配してメールや電話をくれたりしてありがたい気持ちとともに申し訳ない気持ち。けれどここ最近は決して体調が悪いわけではなく、むしろ楽になり、それが逆に心配になるほど。
数日前に既に臨月に入った。妊娠36週から41週は"正期産"と呼ばれ、いつ出産しても問題がない。この時期に入るまでの出産は早産になり、まだ胎児の心肺機能が未完成で現代医療ではそれほど問題がなく育つのだが、やはり新生児の負担は大きい。とりあえず"母体の中で赤ちゃんを十分に育てる"というこれまでの任務はクリアー。あとはいよいよ出産という大一番に備えるのだが、それはまた正直不安でもある。とはいえ、私にとってのこの不安というのは、決して「産みの苦しみに耐えられるか?」という次元のものではない。そんなものは一過性のものでもあるし、それと引き換えに得られる喜びを思うと、甘んじて受け入れようと思う。それよりも分娩時に胎児の側が苦しまずに無事に産道を通って出てきてくれるかということ。例えばつい先日にも、杓子分娩で引き出された新生児が頭蓋骨骨折で死亡したとか、医療ミスによる悲しいニュースを耳にした。医療事故ではなくても、分娩時に胎児が酸素不足になってその後障害が残ってしまった例やさまざまなリスクも考えられる。
これまでは大きな問題もなく、なんとか乗り越え、わかる範囲での診察の結果も問題はなさそう。だけど本当に産まれてくるまで最後までわからない。なんだかそんなことを考えたりしながら、ここ数日は大したこともせず、首都のはずれで残暑を静かに過ごす生活。もう完全にジェダイは下のほうにおりてきて、徐々に胎盤に頭が納まった感じで、以前のような暴れまわるような胎動は感じられなくなった。それでも相変わらず胎動は力強く、口から飛び出してくるのではないかという勢いで、そのせいでたまに息苦しくなったりもする。それに明らかに肘や膝が当たる感覚があって、ちょっと痛い。先日などは、しゃっくりをする動きが大きくて、起こされてしまったほどだ。
お腹の大きさの成長は、一時としたら峠を越した感じ。異常なまでの食欲も治まり、ふつうのペースに戻った。ただじっとしているせいで、体力の低下は歴然とし、ちょっと歩いただけで疲れるし、その後手足のむくみを感じる。とはいえ、妊娠中期あたりからひどいむくみに悩まされる妊婦さんも多く、私の場合、多分、ホルモンバランスの変化というよりも、筋力の低下のせいが大きいような気がする。次の検診で医師の判断を仰ぎ、これからはできる範囲で運動不足を解消していかなければ今の状態じゃ、出産時、産後の体力にかなりの不安が残る。
そんなことを考えていたら、先日はちょっとおかしな夢を見た。寝ている間、気づかぬうちに出産を終えているという夢。目が覚めたとき、すぐには夢と現実の区別がつかずとても変な感覚だった。ちなみにジェダイは男の子で、出産後に意識を取り戻したとき、既に両親が「健太」という名前をつけていた(産後、自分がそれくらい長い間目覚めなかったというオチなのだが)。そして生後間もないというのに、既に一人座りをしてママの目覚めを待っているという、ウルトラBか天才バカボンのはじめちゃんのような赤ん坊であった。
我ながら奇想天外な夢。でも現実のほうが、それ以上に奇想天外だって言われそうだけど。
昨日は、片付きそうで片付かなかった今日締め切りの一本がとりあえず終わった。着手しようと思えばいつでもできたはずなのに、結局はこんなふうにギリギリになってしまう。
しばらく更新を怠っていると、見守ってくれている友人、知人たちが心配してメールや電話をくれたりしてありがたい気持ちとともに申し訳ない気持ち。けれどここ最近は決して体調が悪いわけではなく、むしろ楽になり、それが逆に心配になるほど。
数日前に既に臨月に入った。妊娠36週から41週は"正期産"と呼ばれ、いつ出産しても問題がない。この時期に入るまでの出産は早産になり、まだ胎児の心肺機能が未完成で現代医療ではそれほど問題がなく育つのだが、やはり新生児の負担は大きい。とりあえず"母体の中で赤ちゃんを十分に育てる"というこれまでの任務はクリアー。あとはいよいよ出産という大一番に備えるのだが、それはまた正直不安でもある。とはいえ、私にとってのこの不安というのは、決して「産みの苦しみに耐えられるか?」という次元のものではない。そんなものは一過性のものでもあるし、それと引き換えに得られる喜びを思うと、甘んじて受け入れようと思う。それよりも分娩時に胎児の側が苦しまずに無事に産道を通って出てきてくれるかということ。例えばつい先日にも、杓子分娩で引き出された新生児が頭蓋骨骨折で死亡したとか、医療ミスによる悲しいニュースを耳にした。医療事故ではなくても、分娩時に胎児が酸素不足になってその後障害が残ってしまった例やさまざまなリスクも考えられる。
これまでは大きな問題もなく、なんとか乗り越え、わかる範囲での診察の結果も問題はなさそう。だけど本当に産まれてくるまで最後までわからない。なんだかそんなことを考えたりしながら、ここ数日は大したこともせず、首都のはずれで残暑を静かに過ごす生活。もう完全にジェダイは下のほうにおりてきて、徐々に胎盤に頭が納まった感じで、以前のような暴れまわるような胎動は感じられなくなった。それでも相変わらず胎動は力強く、口から飛び出してくるのではないかという勢いで、そのせいでたまに息苦しくなったりもする。それに明らかに肘や膝が当たる感覚があって、ちょっと痛い。先日などは、しゃっくりをする動きが大きくて、起こされてしまったほどだ。
お腹の大きさの成長は、一時としたら峠を越した感じ。異常なまでの食欲も治まり、ふつうのペースに戻った。ただじっとしているせいで、体力の低下は歴然とし、ちょっと歩いただけで疲れるし、その後手足のむくみを感じる。とはいえ、妊娠中期あたりからひどいむくみに悩まされる妊婦さんも多く、私の場合、多分、ホルモンバランスの変化というよりも、筋力の低下のせいが大きいような気がする。次の検診で医師の判断を仰ぎ、これからはできる範囲で運動不足を解消していかなければ今の状態じゃ、出産時、産後の体力にかなりの不安が残る。
そんなことを考えていたら、先日はちょっとおかしな夢を見た。寝ている間、気づかぬうちに出産を終えているという夢。目が覚めたとき、すぐには夢と現実の区別がつかずとても変な感覚だった。ちなみにジェダイは男の子で、出産後に意識を取り戻したとき、既に両親が「健太」という名前をつけていた(産後、自分がそれくらい長い間目覚めなかったというオチなのだが)。そして生後間もないというのに、既に一人座りをしてママの目覚めを待っているという、ウルトラBか天才バカボンのはじめちゃんのような赤ん坊であった。
我ながら奇想天外な夢。でも現実のほうが、それ以上に奇想天外だって言われそうだけど。
昨日は、片付きそうで片付かなかった今日締め切りの一本がとりあえず終わった。着手しようと思えばいつでもできたはずなのに、結局はこんなふうにギリギリになってしまう。
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